和解条項の遵守について(呆れたので敢えて記す)

物凄く頭痛の種になり不眠症が悪化する事態の一要因にまで発展したので、後日揉めることを覚悟の上で敢えて記す。

1,一時的な記事非公開化は「精査の上で関係ない部分の多い記事は当該部分を削除の上、削除した旨を明記して復旧させる」事が目的であって、現状は消し過ぎた位になっている。既に非公開化が完了している以上どうこう言われる謂れは微塵たりともないし、別媒体における引退宣言(撤回する気は微塵もない、ってか肩の荷が下りて安堵してる位)によって一種禊は済んでいる。
2,和解条項にとある条項(多分察する人も多いと思うが物権絡み)を含めないまま受諾したという事実を鑑みれば、和解条項に違反してるのは相手方。いい加減にしないと再提訴もするし警察にも刑事で動いてもらうよ?
3,そもそも何故に和解条項をきちんと精査もせんと自分ルールで請求できると思いこんでいるんだか。断固たる措置を取られるのはこっちでなく相手方、立派な和解条項違反しといて何言ってんだこいつ状態。
4,相手方が非現実的と言ったことを数年前に実行して当日中の火消しに概ね成功した過去がこちらにはあるのだが、この程度もできんのかと……(更に言えば過去の通例と照らし合わせても妥当)

もう内容証明送り返すのも金の無駄としか言いようがない(ゲンナリ

P.S.:仕事は寮で茹で蛸になって完全に眠れなくなったので社保を任意継続(雇用保険下りなかったら傷病手当金が受給できるように)として退職、せめて寮にエアコンが付いてたら我慢できたと思うが無理だった。
幾ら平地よりは涼しいと言っても旧一級国道沿いというだけで帳消しになるどころか却って暑さが増す上に、凄まじい交通量の道路沿いという環境のなか冷房無しで昼間寝ろというのは一種の拷問。

P.S.2:6月から丁度死ぬほど忙しくなって普通の記事が書けなくなってる間に、某聖地が壊滅的被害との報に接して放心状態中。当分の間更新は無いです。ダイイッキカラゼンブミテルノニ、ダイヨンキノトキナゼイカナカッタシ……

P.S.3:自分は「物を返す気は一切無い」などとは言っていなくて「仮に代物弁済するにしても今の和解調書ではしてはならないことになってる、だから正当な手続き(調停)を踏んで出直してこい」と首尾一貫言い続けている訳で。その文意すら読み取れないとなると「投げた匙が月の裏まで届く」としかならない……

あまりにもアレなコメントがあったので

もう面倒だからここで突っ込みを入れる。
1.1986年時点で運営していた鉄道会社は多かれ少なかれ小荷物輸送規定ないしは預かり規定を制定していたので「JRでなくても問題なし」、これは1986年以降に事業体が変わっても適用されるので大手私鉄・地下鉄会社でも問題なし。
但し旅客小荷物扱い廃止後の純新設会社ならびに特定地方交通線継承の第三セクターは継走・預託に関する規定がない場合が多いので基本的には対象外。
2.小荷物の預託は「駅構内の改札外」が原則、改札内の手荷物預かり所は「旅客自身の荷物の一時預り」のみが原則で発荷・受取分の受付は改札外の「荷物受付窓口・預かり所」のみであった名残から。人に中継するなら「駅構内の改札外」でなければならないし、改札内で預けた場合は基本的に「目的外使用」となる。
また、駅構内の定義は「終電から始発まで閉鎖するシャッターの内側、ないしは消灯するエリア内」であって「改札内」ではないことは公知の事実。そうでなければ特に地下鉄事業者に多い駅事務室や定期券売り場が改札外の離れたところにある駅の駅構内の定義が狂う。

と、言うことで人に質問するならその前に「鉄道小荷物の規則」を調べてからにされたし。恥の上塗りにならないよう敢えてコメントは非承認にするし、今後も当該人物のコメントは承認しない。
今でも新聞輸送は鉄道小荷物扱いなので多数の会社で規則は生きている(受付が改札外駅構内なのも変わらず、ただ単に新聞輸送者が荷物担当駅員・車掌の代わりに駅構内・車内で業務を行ってるだけの違い)し、準用したのちコインロッカーに転換した後でも需要に応じて規則を(日数制限の短縮以外)そのままにしている会社も多い。
更に言えばこれは「宅急便が一般荷物事業のシェアを鉄道小荷物・赤帽から奪う前は常識・基礎知識だった」事柄だ、人に不躾に尋ねる前に親や祖父母に聞けばわかることだろうが。

ああ、心底気分が悪い。

二段階認証「アプリ」の罠に引っ掛かった件

結局埒があかなくて「アカウントごとの削除申請」を依頼するはめになった一件について書かなければならなくなったので書く。というのも和解条項の履行をしようにも「アカウントにログインできないから何もできない」という状態が発生したからだ。

二段階認証の方式として「OTP」を採用しているところが幾つか(銀行系を中心に)存在している。
これは一定時間ごとに自動再生成されるトークンを使ったログイン方式なのだが、これが「スマホアプリでトークンを生成する方式」の場合非常に厄介な事が起きる場合がある。と、いうか起きた。
通常の機種変更でOTPアプリを移行する場合は何ら問題はない、ただ単にいったんOTPによる二段階認証を行ってから二段階認証を無効化すれば良いだけだからだ。

ただ、とある事態が絡むとどうにもならなくなる。それが「端末の故障で旧端末が不動化した場合」である。
自分の場合、4月頭に端末が再起動バグにより文鎮化し、慌てて同じ機種の改善ロット品を買って対処したのだが、その際に「その時点で使っていないサイトの存在を忘れていた」ためOTPアプリは「入れたものの設定していなかった」。
そして、よりにもよって「OTPアプリで認証しないとログインできないサイトのリカバリーコードを取得し忘れていた」ため、一つ一切ログインできないサイトがあるという状態になってしまっていた。
……そして、それに気づいたのが「ようやく落ち着いたので後日回しにしていた発言の削除をしようとログインを試みた」時だった。

……と、言うことで某マストドン系のアカウントは今現在「運営に二段階認証の無効化ないしはアカウントごとの削除申請依頼中」となっている。
そして、もう一つの方はもう一つの方で「マストドン系の対応が終わってから行う」形をとるので今しばらく履行に時間がかかりそうという困った事態になった。
まあ既に(あのとある一言のせいで中途半端な内容になってしまっているが)ここで履行はしているので「履行していない」という主張は成り立たなくなっている。後は「履行完了時期は某運営に聞いてくれ」という回答で〆としたい。

……と、思ったら記事を書いた後で二段階認証が解除されたのでトゥートの削除のみ完了。和解告知の書き込みはこれを纏めた後で500字以内に収まる文面を考えるので今日明日中に。

……あ、一つだけ。債権債務の放棄対象に「貸借権放棄通告済の物権」が含まれないとしたらそれは間違いなので、自分で回収しなかった物権の返却については自分自身でメトロコマース飯田橋に照会されたい。
こちらでは元々所有権を有していない以上一切ステータスを変更できない状態になっているので。
代物返済も減価償却期間を大幅に過ぎてる上に元々瑕疵のあった耐久消費財の代物弁済は「同等品」ですら判例上通るか通らないか微妙なところなので、そのつもりでいられたし。……ってか、まずあのCPU世代の物自体、2.3年ほど前に一遍出尽くしてろくな代物が残ってない件。チップセット上の制約で10の64ビット版がほぼ入れられない事が判明して半ば恐慌売りやジャンク出品状態になってたからなぁ……(元々あの世代はメインとしては購入回避していた、理由は後日別の記事で)

「何もしていないのに壊れた」の言葉が正しい1割未満を引き当てた話

「何もしていないのに壊れた」という言葉、PCや電気製品に不馴れな人が度々口にする上に大抵は「何かしらやったから壊れた」が正しく、修理関係者や熟練者をげんなりさせる言葉だ。
だが、9割以上が「何かしらやったから壊れた」のであれば残る1割未満は本当に「何もしていないのに壊れた」ということになる。これは中東でスクラップヤードか警察・税関の差押え品保管庫から超高級車が見つかる可能性よりは低いが、ありえなくはない話だ。
今回はそんな事例を一つ取り上げる。

MSIというメーカーを知っているだろうか。
今はPCパーツではやや知名度が低くなったものの、PCパーツの他に完成品のデスクトップPCならびにノートPCも自社ブランドで販売するメーカーだ。
ただ、MSIが完成品ノートPC市場に参入したのは約10年前。それ以前はというと「ノートベアボーン」という形で一部代理店に卸していた。
ノートベアボーンというのは「CPU・メモリ・ストレージ以外を(一部オプションもあるが)全て組み立てて、後は該当するパーツを組み込んでマニュアル通りに組み上げてOSを入れるだけの状態で出荷される販売方式」のことだ。
最近はあまり耳にしなくなったが、実はユニットコムなどのBTOメーカーは「ノートベアボーンを製造しているメーカーに自社指定のオプション(残り部品全て)を組み込んでOSを入れた状態で出荷してもらい、自社でサポート用のディスクを組み込んで販売する」方式を採っているため事実上「ノートベアボーンのバッジエンジニアリング」と言って良い。
ノートベアボーンは「外観が当たり障りのない安っぽい物になることが多い」という欠点と引き換えに「選択できる部品の幅が広い(ここが重要)」という利点を持つ。よほどの超ハイエンド前提仕様でもない限り、CPUソケットが同じCPUならハイエンドからローエンドまで対応できるよう電源設計に余裕を持たせているのが特徴だ。
例えばSandy Bridge世代のモバイルCPUを例に挙げるとCore i7クアッドコア仕様はTDP(定格出力)が45Wなのに対しi7のデュアルコア仕様とi5ならびにi3、PentiumCeleronの標準仕様はTDP35Wと10W変わってくるし、それらの省電力仕様はTDP25Wから17Wと2/3~1/2まで消費電力を抑えた仕様になっている。逆にExtreamと呼ばれるハイパフォーマンス仕様はTDP55Wと消費電力もハイパフォーマンスだ。
普通のメーカー製PCであれば「その型番のPC、ないしは基板を共用する系列のPCの中で一番定格出力の高いCPUまでに対応させる」ことで電源周りの設計並びに電源アダプタを最小化させるため、下手にTDPの高いCPUに取り換えるとコンデンサが飛んだり電源周りから火が出る事態になることも有り得なくはない。
それに対し、ノートベアボーンは「開発時点で想定される上位(※最上位は一部のタイプのみ)のCPUまで電源を対応させる」ため、電源アダプタこそ大きく重いものになるがパーツ換装に対する許容値が大きい。そう、「開発時点で出ていたパーツであれば」

自分が引き当てた「本当に何もしていないのに壊れた」事例は「(代理店がベアボーン製造メーカーが開発時には想定していなかったCPUをBIOSアップデートの上で搭載して販売した結果、購入した)自分は何もしていないのに(電源周りに過負荷が掛かってコンデンサが1年と持たずに)壊れた」事例となる。
ただ、これだけであれば「運がなかった」で済むのだが、サポートの対応が酷くて「二度と買わん」となったという訳だ。
1年以内の不具合だったので、当時の自分は特段何も手をつけずに販売店のサポートカウンターに持ち込み修理を依頼した。2月下旬で中国本土でも春節が終わった頃の話だ。
その際販売店側からは「台湾に送って修理してもらうので1ヶ月くらい掛かる」と伝えられていた。
……その年の4月2日に入院した時点でまだ製造元からの連絡は一切無かった、二週間半ほどで退院した時点でもなお連絡来ずの状態である。
「基板交換しました」との通知と共に販売店に戻ってきたのはGW前。販売店のサポート担当者も呆れるあまりにも期間の長すぎる修理対応であった。
ただ、その際に販売店のサポート担当者は庫のような事も言っていた、「これが発売されたのは前世代のCPUの頃ですから、大幅に刷新された新世代のCPUに対応しきれていないのかもしれません。もしかしたら再発するかも」と。
……その担当者の予想は見事に的中。修理完了後4ヶ月かそこらで再び同じ症状を起こして壊れ、自分は再修理依頼を諦めてHP(ヒューレットパッカード)のノートPCを買ってHDD以外放棄したのであった。

これがあってからMSIを自分は「個人的には一切買わない」メーカーにしている。
ちょうどCore DuoからCore 2 Duoに置き換わる時期でBIOSアップデートだけで載せ換えができたというのも理由としてはあるだろうが、修理に時間を掛けすぎるのは論外としか言いようがない。
しかも「修理完了しました」と言っていたにも関わらず短期間で症状が再発した時点であきれ返る以外に表現が見当たらない。
Dellは「自分の関わった機材で外れ機材の比率が高い」だけだったが、MSIは「昔サポートで酷い目に遭った」というのが理由なので一発アウト扱いになった。
ただ、完成品ノートPCに関してはきちんと販売国に修理拠点を置くか修理期間を短くしている……ものと信じたい。そうでなければ、完成品ノートPC市場から約10年間退場することなく新製品を送り出し続けられている理由が思い浮かばない。

個人的に避けるメーカーについて①

完成品メーカーでどこの製品は避けるか?と聞かれたら、自分なら自信をもって「まずDellは止めとけ、富士通は使い捨て前提ならおk」と言う。
何故か?理由は単純で「過去一番多い台数を見てきた経験上、酷い代物や調整不足な代物が多い印象を受ける上に値札の付け方が酷い」からである。

最初に酷い代物を見たのは親が買い換えて不要となったPen4(確か北森)のフルタワーだった。当時の友人がサブ用に引き取ると言ったので清掃点検のためにサイドボードを開く(抜き取る、ではなく本当に開く方式だった)ととんでもない冷却構造が出てきたのだ。
先に「窒息」と書いたが、そんじょそこらの窒息ケースとは格が違う。Pen4のフルタワーで「ケースファンとCPUファンの間がダクトで繋がっていて、それ以外はほぼ全窒息」という有り様であった。
当時一緒に開けた友人の「何だこれ、CPUしか冷やしてないじゃんか。酷いなこれ」という一言を今でも鮮明に覚えている。

次に見たのは今はなき会社のオフィス、この頃は別の意味でも地獄であった。何しろXP・Vista・7が事務所内に混在してて、それらがほぼ全てDell製。しかも先に出てきた窒息ケースのPCまで現役で動いていた。
テレアポでなくデータ入力係兼社内SEとして働いていたが、MSOfficeですら2003、2007、2010が混在していて「2007で作ったデータがXPの2003だと動かないんだけど」「保存方式を.docxから.docに変えてください」という会話は日常茶飯。
最後の方でBTOパソコンを一台導入しては見たもののドライバソフトの入れ方が誰も分からず2日放置され、見るに見かねて作業を代行したら神呼ばわりされるという有り様+終電帰りがデフォな状況に身体をぶっ壊して辞めたのは今でも黒歴史である。

さて、親が窒息フルタワーから買い換えたミドルタワーは「スリム過ぎてグラボが細いのしか入らない」という点だけ除けばきちんとエアフローも考えられた良いケースだったので安心していたのだが、そんな折に自分が直撃弾を喰らうことになる。
Softbankから出たDell Streak Proこと101DL、これがどうにもメイン画面がギラついて見えて自分の目には全く合わない代物であり、一括捨て値で買っていたのを良いことに001HTをこれで置き換えるということをせずそのままさっさと売却してしまった。
実は後年101DLと同じ有機ELを採用した機種をメイン機として使っていた(そして二回ガラスを割ったあげくに更にクラックの予兆が現れたので投げ売った)のだが、その機種と比較しても101DLのディスプレイのギラつきは異常であった。
これは恐らく設定の練り込みが上手く行かなかったからであろうとは推測できるが、それであっても自分がDellを忌避すると決めるに充分な決定打となってしまった。

なお、後に親はSONYから分社前の一体型VAIOを購入しDellの液晶ディスプレイモニタが宙に浮いたのだが、笑えないことに更に古いSamsung製モニタより発色も表示の安定性でも下だったため、借り受け即返却を決めたのは言うまでもない。
一時期自作デスクトップPCを使っていたときは、サブ液晶はSamsung製の17インチモニタを縦にして使っていた。

と、いうわけで長々とDellに泣かされた話をしてきたが、本当にDellは値付けと性能設定、割引商法が凄い。最近改善しているなら……と考えてしまうところではある。
但し買うとしてもPro BOOKかXPS、アリエンワーもといAlienwareだけは絶対に買わないと断言できる()

因みに上には上がいる。自分が約10年前に一台だけで「二度とあのメーカーのには手を出さない」と断言したメーカーが存在するからだ。
Dellは「故障はしていなかった」のに対し、そのメーカーは「故障も酷ければサポートの対応も酷かった」メーカーとなる。
次回「ノートベアボーンは丁半博打」、少し間を開けると思う。

ノートPCを解体するようになった理由

さて、最初に自分のスキルは現状「T芝の法人用ノートPCなら30分で全解体できる程度」となる。何でそんなに具体的なのかと言うと、この間液晶まで含めてバラした時の実測値だからだ。
この間閉店した店の地下にあったジャンクコーナーで籠から(1万円+ACアダプタ代で)拾い上げたノートPCだったが、バラして生きてるパーツ単位で単品売りしたら6割以上のリターンになったというのは先に書いた通り。
とは言えそこまでに至る道は屍山血河、最初に「買わされた」ノートPCと「自分で選んで買った」ノートPCで手痛い目にあったところから話は始まる。

CAD用のPC-9801で遊ぶところから始まった自分のPC遍歴、小学生高学年の頃にはパスワードハックやルートハックしてゲームする所謂「クラッカーなりかけ」馬鹿に成長していた。
Windows95の頃は警察署の公共用PCでもゲームしようと思えばゲームできたおおらかな時代、後の悪夢など知るよしも無かった。
悪夢とは何か?当時(後に知ることになるが)悪名高かったアルファベット2文字の地雷と漢字3文字の地雷を両方とも踏んだのだ。

最初に踏んだ地雷はWindows「me」、発売一月後に買って「買わされた」ノートPCに入れたら見事なまでの「トラブルmeたん大行進」だ。
1週間あれやこれやと手を尽くしたが、あの起動フリーズの山で結局打つ手なしとなってしまった。今でも起動時のずっと流れ続ける起動中のスクロール→フリーズ→再起動ループは明瞭に覚えている。
……まあ、メモリが足りないことに気付いていなかった辺り、当時の自分は馬鹿だったということだろう。
トラブルmeたんによって新しいPCを買うことは決まったが、そこで踏んでしまった二度目の地雷こそが「富士通」である。
当時高架沿いの石丸電気(今は更地になって工事中のあの場所)の一階でノートPCを買おうとすると、OSの選択肢はほぼme一択で他の選択肢は殆どない状況だった。……vista発売当初の国産PC地獄を思い出すのは自分だけだろうか?
そんな中、唯一98SEで残っていて尚且つ特価処分で安くなっていた(唯一20万を切ってた)のが富士通の片落ち品だった。一も二もなく飛び付いたのを覚えている。

……さて、当時の富士通は「FMV BIBLO」というブランドで販売していた。後年「不治痛」とまで言われることになる伝説の世代だ、自分は見事にそれを引き当ててしまい、1年以内でDCコネクタが基盤から「剥離」してしまった。
半田付けコネクタの剥離だけであればまだたまによくあるノートPCの持病だが、富士通はここからが凄かった。と、いうか心底酷かった。
買った石丸経由でメーカーに修理依頼したところ、一ヶ月後に全く修理されていない状態のPCが修理レポートと共に戻ってきた。
修理レポート曰く「症状と状態は確認できたが、自社のサポート部門では分解できなかったので修理できなかった。現状返しになる」
……自分の会社のサポート部門が匙を投げるような複雑極まる構造だったのだ、当時の富士通は。
気が収まらなかった自分は自身で分解を試み……て、心底頭を抱えることになった。同じネジ頭で長さが3種類か4種類ほどあるネジが混用されていて、分解どころか「この長さのネジはどこだっけ?」と首を傾げる有り様。
しかもネジを(隠しネジ含めて全部)外してもまだカバーが外れない心折設計。結局ネジを数本余らせた状態で騙し騙し使うことになってしまった。

この苦い経験こそが自分を「ジャンクヤードスクラップビルダー」化せしめる原動力となったのだが、今でも正直思うところがある。
当時あの二大地雷を踏まなかったらvistaとnehalemモバイルCPUの二大地雷原で両足吹っ飛ばして退場していたんだろうな、と……
……え?meと富士通の時点で既に両足義足だろうって?なにも言い返せん()

民事「は」和解(追記あり)

と、言うことで。

恐らく技術的な要求水準が「夢の島を全部掘り返してダイヤモンドや金を探し当てる(歩留まり最大1%レベルまで覚悟する)」レベルだったこちらと「秋葉原のジャンク屋で普通に動くPCパーツ一式を揃える(普通に目利きが良ければ歩留まり最低25%位と見積もれる)」レベルだったであろう先方との間で深刻な意見の食い違いが見られた。
と、いう形で「民事は」和解になりましたので、「民事上は」これ以上何も出なくなりました。

……うん、本当にね。歩留まり1%未満や全没が何度も平気で起きるルナティックモード(ISO100固定+絞りほぼ開放での撮影縛り)を基準に一般人と話したら駄目って事ですね、ええ。よく思い知りました、改めてにはなりますが二度とあの界隈には関わりません。成る程、本当に骨すら残りませんわ。

……なぜ「民事」を鍵括弧で括ってるかって?んなもん言わせんな()

あ、ブログは以前の記事を明日付けで削除後に「ギークが語るノートPC改造・スマホ弄りの悲哀譚」「とあるルナティックモード縛りをしていたカメラマンの黒歴史」「とある同人悲哀譚」を中心に作り直します。

※下書きに一遍全て戻しました。他のところは少し時間がかかるが、こっちは記事の非公開化が簡単にできるので助かる。

実は元々10年以上前からノートPC解体記録だの○○社の基盤設計に対する愚痴とか、ソニータイマーならぬ○○○タイマー発動記録やら、ブログとして作りたかったネタは結構ありました。
つい最近だとDCコネクタの不良で何度かバラしてたらタッチパッドのプリント基盤がイカれた○○社の法人ノートとか。
そこ以外は正常動作品だったので、1年普通にメイン機として使ってからバラして、ガワ以外を部品単位で売ったら普通に6割以上のリターンになったのには笑うしかない訳で()
……○○○○?あんなの所持も分解も御免蒙る。海外メーカーの中で一番○○な製品作りと値付けをやりやがるメーカーというのが自分の認識。スマホのギラつき有機ELで目をやられかけたのも今となっては伏線だった可能性……は、ないか。

スマホも昔は○○○製品で色々遊んだよなぁ……2.3から4.4.4だの5.0.1まで非公式で上げてバッテリー一本飛ばしたのはいい思い出。今は○○の製品で精々ルートハックしない○○○アンロック位しかやらなくなったし()